コロンビアでの財団活動
FOUNDATION
カカオを栽培する環境の不足に加え、大きな壁となったのはコロンビアの歴史。世界的な麻薬大国であったコロンビアでは原料となるコカの栽培や取り巻く環境により、学校に通えず教育を受けられなかった子供たちがいました。2016年から現地パートナーと協働し、コロンビア・ネコクリエリアの農園近くに学校を建設。初年度は生徒数50名弱。文字の読み書きから始まり、生活に必要な知識を学ぶローカル題材、道徳・倫理、将来の就業に向けた専門技術や知識(農業、製造、マネジメントetc)を学んでいます。また農家である親たちがより生産的で高品質のカカオ栽培ができるような授業も行っています。
現在の取り組み
700
STUDENT
3
SCHOOL
コロンビアの自然環境保全
BIODIVERCITY
メゾンカカオの自社カカオ農園があるコロンビア。国土の南北をアンデス山脈がまたがり、その山系からミネラル分を豊富に含んだ水が平地に流れ、豊かな土壌をつくります。鳥の種類が世界でもっとも多いといわれるほど、豊かな生態系を持つこの国の自然環境を守り続けることは私たちの重要な課題。メゾンカカオ財団ではカカオ農園を少しずつ広げ、カカオ栽培に取り組む契約農家の方々を増やしながら、カカオの木を増やし、豊かな自然を育んでいきます。
人材を育成するということ
EDUCATION
私たちにとって人材育成の目的とは、その人の可能性が大きく広がることに他なりません。可能性が広がるとは、いいかえれば、人生の選択肢が増えること。それは職業選択も含めてのことです。将来どのような職業を選ぶにしても個の利益ではなく、全体の利益を追求する人物になることを私たちは望みます。人材を育成することが社会の利益につながり、国の発展につながり、地球環境の存続につながる。そのようなビジョンを私たちは描いているのです。